
第7回日本数学A-lympiad 最優秀賞
日本数学 A-lympiadは、出題された問いに対して数学を活用しながら答えを出し、資料を作成するという内容の大会です。段階的に問いの難易度が上がり、序盤は基礎的な問題が出されますが、後半は正解がなく、統計やシミュレーションを用いて答えを出します。大会には3~4人のグループで参加するので、友達はもちろん、数学や英語が得意な人を誘って参加することができます。私たちは特別な対策はせずに臨みましたが、各問題の時間配分を事前に決めておくことで完成度の高いレポートを作ることができました。
1つの問題に対して複数人で考えることで、一人で問題を解く時と比べて問題を見たり分析したりする視点が増えるので、問題だけでなく他者から学ぶことも多くありました。また、この大会では問題を理解するための情報整理力、答えを出すための創造力や課題解決力、解法を文字で伝える表現力、協働力などが求められていたと感じていますが、これらの技能は、MOISの授業で既に培っていたものが多かったです。